観光地で活躍!スマホやデジカメで使えるカメラスタンド

旅行に行くと、旅先で記念撮影をする方も多いと思いますが、自撮りをしたときうまく撮影できなかったといった経験はないでしょうか?スマートフォンで撮影する場合、自撮り棒があれば、少し離れたところから自撮りができるため、しっかりと背景も綺麗に撮影することができますが、自撮り棒を持ち合わせていない場合、自分で腕を伸ばして撮影するか、観光地に来ている人に声をかけて撮ってもらうかどちらかになります。
観光地にはカメラスタンドが設置されているところがあり、そこにスマートフォンやカメラを設置することで、しっかりと観光地の背景もとらえながら、記念写真を撮影することができます。
ここでは、観光地に設置されるカメラスタンドはどういったものなのか、そして、観光地にカメラスタンドが設置される要因について解説をしていきます。
観光地で見かけるカメラスタンドってどんなもの?

カメラスタンドは、撮影台、カメラ置き台とも呼ばれ、昔から存在していました。これは、観光地を運営する市町村などが自ら観光客のためにと、メーカーに発注し制作するといったもので、大量に生産するのではなく、特注の一品ものでした。
最近では、カメラスタンドを製作、販売している企業もあり、観光地を運営している市町村や企業などが発注し、さまざまな観光地で導入が進みつつあります。
こうした背景があるのは、スマートフォンのカメラを使って撮影するユーザーが増えたといったことが実情としてあります。近年のスマートフォンのカメラは、デジカメを凌駕するほど性能が高いものもあり、撮影するという行為自体が身近になったということもカメラスタンドの導入が進んでいる要因となっていると考えられます。
ただ、スマートフォンで自撮りをしようとすると、自撮り棒がなければ腕を目一杯伸ばしたところからしか撮影できないため、観光地の美しい風景と一緒に撮ることが難しい場合が往々にしてあります。自撮り棒も持ち歩くとかさばるため、持ち歩きたくないという人も中にはいます。
また、見知らぬ誰かに撮影を依頼することもできますが、お願いした人の撮影スキルも、写真にも大きくクオリティに差がでることや、自身のスマートフォンやカメラに触ってほしくないという方も一定数います。
観光地にカメラスタンドがあらかじめ設置されていれば、誰にもお願いすることなく、思いのまま撮影することができるため、重宝されるのです。
観光地でカメラスタンドが設置される要因とは?

観光地に設置されるカメラスタンドですが、どのような背景があって設置されるのでしょうか?
以下の3点について、解説します。
*訪日観光客が増えたこと
訪日観光客が昔と比べ増えたことにより、さまざまな国から多くの外国人が観光地に訪れるようになりました。観光客が増えれば、観光地での撮影ニーズが高まるため、カメラスタンドが多くの人に活用されることになります。
*スマートフォンの普及に伴い、SNS利用者が増加したこと
スマートフォンが誕生してしばらく経ちますが、現代においてはほとんどの人がスマートフォンを使っており、スマートフォンで写真を撮ってそのままSNSへアップするという機会が増えました。インスタグラムやフェイスブックでは、写真投稿することで、フォロワーに共有したいという欲求を満たすことができます。
昔はスマートフォンが存在しなかったのと、SNS投稿などもなかったため、カメラスタンドの需要はありませんでしたが、昨今はSNS投稿のために撮影する人も多く、カメラスタンドの需要は高いといえます。
*インスタ映えが流行したこと
近年、若者を中心にインスタグラムの利用者が急増したことにより、「インスタ映え」を狙って撮影に勤しむ若者が増えています。旅行に行った記念に、美しい景色をバックに自撮りしてインスタグラムにアップする人も多く、そのようなシーンでカメラスタンドがあれば、誰かに頼まなくても気軽に自撮りができるため、需要があります。
まとめ
スマートフォンのカメラの性能が高まったことや、SNSの普及によって、観光地のカメラスタンドの需要は高まりつつあります。有名な観光地にカメラスタンドがあれば、訪れた人がカメラスタンドを使って撮影しSNSにアップすることで、観光地のPRにもつながります。カメラスタンドは、観光地の人気に火をつける仕掛けづくりにも役立つといえるのではないでしょうか。